看護学校への進学を考えるとき、「卒業後に本当に就職できるのか」は見逃せないポイントです。看護師は国家資格であり、医療現場の人材需要は景気に左右されにくい特徴があります。政府統計(e-Stat)の公開データからは、看護学校卒業生の就職率が9割を超えている実態が浮かび上がります。
看護学校3年課程の卒業生22,376人のうち、20,657人が看護師として就業しています。就職率は約92.3%にのぼり、卒業生の大半が看護師としてのキャリアをスタートさせている状況です。
就職率算出のベースとなる卒業生全体には、進学を選んだ人や他職種へ就いた人も含まれています。そのため、当初から看護師としての就職を希望していた層に絞って見れば、実質的な就職率はさらに高い水準になります。看護師資格は景気変動の影響を受けにくく、全国の医療機関から安定して求人が出ている点が、この高い就職率の背景にあります。
前述のとおり、3年課程では約92.3%にあたる20,657人が看護師として就業していますが、その就職先の内訳に注目すると、就職者の半数以上にあたる12,284人が実習病院へそのまま就職している事実が見えてきます。
在学中の実習を通じて職場環境や業務内容を深く理解できるため、就職後のミスマッチが起きにくい仕組みが整っています。実習先がそのまま就職先になるケースが多い点は、看護学校ならではの就職率の高さを支える特徴です。
准看護師からのステップアップを目指す2年課程では、卒業生約5,000人の就職データが公表されています。実習病院への就職は792人にとどまる一方、実習病院以外の病院には2,687人が就職しています。
また、病院以外の就職先として診療所や介護施設などを選ぶ層も一定数おり、幅広い選択肢の中から、准看護師時代の経験を活かして職場を選ぶ傾向が読み取れます。すでに医療現場での実務経験があるため、自分の適性や希望に合った就職先を見極めやすい点が2年課程の特徴です。
3年課程のデータでは、県内で就業した卒業生が17,260人、県外で就業した卒業生が3,397人です。県内就職率は約84%にのぼり、地元の医療機関を就職先に選ぶ卒業生が多数を占めています。
地域の医療を支えたいという意識や、生活基盤を地元に置く志向がこの数値から読み取れるでしょう。一方で県外就職を選ぶ層も約16%おり、専門性の高い医療機関や都市部の大規模病院でキャリアを積む道も開かれています。就職先の選択肢は地元に限らず全国に広がっている点も、看護学校の就職率を支える要因の一つです。
看護学校の就職率は9割を超えており、卒業後のキャリアが安定した進路です。3年課程は実習病院への就職割合が高く、在学中から就職先との接点を築きやすい利点があります。2年課程は病院・診療所・介護施設と就職先の幅が広く、准看護師の実務経験を活かした柔軟なキャリア設計が可能です。
自分が目指す看護師像や希望する働き方に合った課程・学校を選ぶことが、高い就職率を活かすポイントになります。各学校が公表している実習先病院や卒業生の就職実績を比較しながら、将来の働き方を具体的に思い描いてみてください。
「勉強についていけるか不安…」「看護師としてバリバリ働きたい」「仕事を変えたいけど経済的に不安…」
そんな想いにしっかり応えてくれる3校をご紹介します。
先輩や先生が
伴走してくれる環境

小論文・面接(※2)
公式HPに記載なし
100% ※2026年2月調査時点
大卒資格も
目指せる環境

現代文・個人面接、グループ面接
98.5%
※第144回看護国家試験の数値。
100% ※2026年2月調査時点
社会人の経済的な
負担が少ない環境

現代文・面接
97.1%
※第144回看護国家試験の数値。
公式HPに記載なし
※1 入試項目は2025年5月時点の情報です
※2 推薦入試や一般入試など入試形態によって入試項目が異なります